外科矯正とは、顎変形症患者において、機能的・審美的障害に対する治療法です。
外科手術は全身麻酔によって行い、その際の入院期間は2~3週間くらいです。

外科矯正は怖い…??

外科矯正と聞くと、怖いと考える人がほとんどでしょう。手術前は誰もが不安でいっぱいのはずです。
幾人もの経験者のブログを見ても、やはり皆さん不安や恐怖を感じていた様子。
自分ばかりではない、ということが分かります。手術前、手術後、入院中のこと、後遺症の有無。
経験者の声(意見)は、これから受ける治療の知識として、大変参考になりますし、
理解を深めることにもなると思います。さらに、不安要素を取り除く、いわゆる「安定剤」のような存在でも
あるのではないでしょうか。

スポンサードリンク

スポンサードリンク

-

外科矯正で後戻りしないために…

歯列矯正が終了しても、まだやるべきことが残っています。
歯が元に戻ることを防ぐために、「保定」を行う必要があるのです。
外科矯正は、術前矯正を6ヶ月~1年半、その後、入院・手術に2~3週間、
そして、術後矯正に同じく6ヶ月~1年半を要します。
術後矯正の後、保定装置を装着します。保定装置の装着期間は矯正期間の約2倍だと考えて下さい。
この「保定期間」が最も重要なのです。
保定装置をしっかり装着しておかないと折角キレイに並んだ歯が元に戻ってしまいます。
外科矯正は他の矯正治療と比べ、単純な後戻りは少ないでしょうが、確実に後戻りを防ぐためには
装置を毎日必要な時間、装着しておくことです。
また、キレイな歯並びを長く保つため、舌で歯裏を押したり、
頬杖をついたり、そういった「悪癖」は治すに限ります。

八重歯と犬歯

外科矯正は、矯正治療の中では唯一保険の適用となる場合があります
ただし、育成医療機関・顎口腔機能診断施設に認定された歯科医院での治療に限られます。
保険適用の場合の治療費の目安としては、外科矯正に対する治療費と、術前・術後の矯正治療費、
入院費等を全て含めて、約50~60万円です。

また、この場合は、「高額医療費制度」を利用すれば、80,100円を超える治療費が戻ってきます。
この制度を使うためには、同じ病院で支払った1ヶ月の医療費が80,100円を超えていること、
国民健康保険または社会保険に加入していること、そして、治療を受けた本人が申請を行うことが条件となります。
が、外科矯正手術(約20~30万円)にはほとんどの場合適用となるので、ぜひ利用して下さい。
一方、保険適用とならない場合(つまり、治療費全てが自費となる場合)は、
トータルで約100~200万円ほどの治療費がかかります。
あくまでも目安ですので、治療内容・治療期間・歯科医院によって異なります。